エフィカシーとは何?未来の能力に対する評価:エフィカシーが高くなると自動的にゴール達成への行動が引き出される

「自信がない」「自分にはどうせ無理」——そんなふうに感じてしまうことはありませんか?コーチングの世界には、そんな自信とは少し違う、とても大切な概念があります。それがエフィカシーです。

今日は、苫米地式コーチングにおけるエフィカシーとは何か、なぜそれが重要なのかをお伝えしていきますね。

エフィカシーとは何か?「自己能力の自己評価」

エフィカシーとは、「ゴールを達成するための自己能力の自己評価」のことです。

一般的な「自信」とはちょっと違います。「自信がある」というのは「過去に成功した実績がある」という意味で使われることが多いですよね。でもエフィカシーは、必ずゴールとの関係において定義される概念です。

もう少し正確に言うと、エフィカシーとは「今の現状(W1)から、ゴールの世界(W2)へ移行する能力が自分にはある、という自己評価」のことです。

エフィカシーに「根拠」はいらない

ここが、エフィカシーの最もユニークなところです。

コーチングでは「現状の外側」にゴールを設定します。つまり、今まで一度もやったことがない、どうやって達成するかも見えていない——そういう場所にゴールを置くわけです。

当然、過去の実績なんてありません。だからこそ、エフィカシーは「やったことはないけれど、自分にはできる」という、根拠のない自信でいい——というより、根拠なく持つことが正しいのです。

「それって、自分に嘘をつくことじゃないの?」と思うかもしれません。でも未来のことは誰にもわかりません。「できる」と確信することは論理的に嘘にはならない。むしろその確信こそが、脳の力を最大限に引き出すスイッチになります。

エフィカシーはゴールとセットで初めて機能する

大切なのは、エフィカシーはゴールなしには存在しないということ。

「何に対しての能力評価なのか」——その答えがゴールです。ゴールがなければ、エフィカシーは宙に浮いたままになってしまいます。

コーチングでは、ゴールの設定とエフィカシーを上げることは「車の両輪」と言われます。ゴールを決め、そのゴールに対して「自分はそれを達成できる」と自己評価すること——この2つが揃って初めて、脳が本格的に動き始めます。

エフィカシーが高まると、脳が自動的に動き出す

エフィカシーが高まると、脳のコンフォートゾーンがゴールの世界へと移行していきます。すると、ホメオスタシスが今度はゴールに向かって働き始める。今の現状を「異常」と感じ、ゴールの世界を「正常」として認識し始めるんです。

その結果、意識してがんばらなくても、自動的にゴール達成へ向かう思考や行動が引き出されるようになる——これがエフィカシーの力です。

「自分には無理かな」という気持ちが少しでもあると、脳はその方向に動きます。逆に「自分ならできる」という評価を持ち続けることで、脳はその方向に向かってクリエイティブに働いていきます。

エフィカシーは育てるもの

エフィカシーは、ある日突然高まるものではなく、日々のアファメーションやコーチングのセッションを通じて少しずつ育てていくものです。

「根拠はないけど、自分にはできる」——その感覚を繰り返し脳に刷り込んでいくことで、やがてそれが当たり前になっていきます。

過去の実績がなくていい。今できなくていい。ゴールに向かって「自分にはできる」と信じ続けること。それがエフィカシーであり、コーチングの根幹にある考え方です。

あなたのエフィカシー、今どのくらいですか?

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